先日、海外のAIサービス「Higgsfield」の無料トライアルに申し込もうとしたところ、どのカードを使っても「カードを確認できませんでした」と表示されて、一度も申し込めないという現象に遭遇しました。
数日かけてサービス側のサポート・カード会社の両方に問い合わせて、ようやく原因がわかりました。調べても日本語の情報がほとんど見つからなかったので、同じ現象で困っている方の参考になればと思い、記録を残しておきます。
起きたこと
無料トライアルの申し込み画面でカード情報を入力すると、本人認証(Visaの認証画面)が表示されます。パスコードを入力して認証を完了したはずなのに、毎回「Your card couldn’t be verified(カードを確認できませんでした)」と表示されて申し込みが完了しません。
試したことは次のとおりです。すべて同じエラーでした。
- 別のブラウザ・別の端末で試す
- 家族のカードを含む複数枚のカードで試す
- カード会社に電話して、カード自体に問題がないことを確認する
ここまでやっても原因がわからず、サービス側のサポートに英語で問い合わせました。
わかった原因
サポートとカード会社の両方に確認して、次のことがわかりました。
まず、サービス側の記録ではカード決済そのものは成功していました。無料トライアルなので請求額は0円です。この0円の決済は、カード会社側でも正常に承認されていました。
それなのに登録が完了しない理由は、そのサービスが「無料トライアルの有効化には、本人認証(3Dセキュア)を最後まで完了すること」を条件にしていたためです。決済は通っても、本人認証が「完了」にならないため、申し込み直後に自動キャンセルされていたのです。
では、なぜ本人認証が完了しないのか。カード会社(私の場合は三井住友カードのVisa)に電話で確認したところ、「0円の決済に対する3Dセキュア認証は、システム上、自動的に失敗になる仕様」という回答でした。私の画面には認証画面が表示され、操作も正しく完了していたのですが、金額が0円であるために、認証結果は常に「失敗」として返っていたわけです。
「3Dセキュアを一時解除する」は逆効果でした
カード会社に相談したところ、「3Dセキュアを24時間だけ解除する」という対応を取ってもらえました。認証で失敗するなら、認証自体をなくせば通るのでは、という発想です。
しかしこれは逆効果でした。サービス側に確認すると、「本人認証を完了すること」自体が無料トライアルの必須条件のため、3Dセキュアを解除すると認証が行われなくなり、むしろ絶対に有効化されなくなるとのことでした。
もし同じ状況になった方がいたら、3Dセキュアの解除をカード会社にお願いする前に、「そのサービスは本人認証の完了を必須にしていないか」をサービス側に確認することをおすすめします。
対処法と教訓
結論として、有効な対処法は1つだけです。
- 別の発行会社のカードを使う — 0円決済の本人認証の扱いはカードの発行会社ごとに異なります。同じVisaでも、発行会社が違えば通ることがあります
あわせて、今回の経験から得た教訓です。
- 無料トライアルでカード認証が理由もなく失敗し続けるときは、端末やブラウザを変えて消耗する前に、「0円決済×本人認証」の相性問題を疑う
- 期間限定のキャンペーンだと、原因を調べている間に期間が終了してしまうことがあります(私はこれで申し込めずに終わりました…)
- サポートへの問い合わせでは「試したこと・出たエラー・時系列」を整理して伝えると、原因究明が早く進みます。今回はサービス側・カード会社側とも、とても誠実に調査してくれました
おわりに
私自身は結局、キャンペーン期間の終了により申し込めないまま終わってしまいましたが、請求は一切発生しておらず、原因もはっきりわかったので、気持ちよく区切りをつけられました。
なお、この記事の内容は2026年7月末時点の、私個人のケースについての各サポート窓口からの回答に基づくものです。カード会社やサービスの仕様は変わる可能性がありますので、最新の情報は各社にご確認ください。
同じ「カードを確認できませんでした」で悩んでいる方のヒントになれば幸いです。

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