避けたい凶方位『本命的殺』(月命的殺)とは?
『本命的殺』(ほんめいてきさつ)とは?
九星気学では、本命殺の向いにあたるのが『本命的殺』(ほんめいてきさつ)です。
本命殺より凶作用の程度は小さくなりますが、この方位に向かっての建築、移転・引越、結婚をすると、”精神的”なストレスやトラブルで、心労が重なります。
(病気が起きる場合も、神経からの凶作用です)
※本命殺と本命的殺は対になり、(本命星の回座している方位と反対側が本命的殺となります)本命的殺も、年盤・月盤・日盤ともに存在します。
『月命的殺』(げつめいてきさつ)とは?
本命星は生まれた”歳”でみますが、生まれた”月”でみるのが『月命星』です。
本命的殺と同様、自分の月命星が巡っている向いにあたるのが『月命的殺』(げつめいてきさつ)となります。
月命的殺は、本命的殺の凶作用と同じですが、本命的殺ほど威力がないとされています。ですが、注意が必要な凶方位の一つです。
※18歳までは、月命星の影響が強いので、18歳以下の人の引越などは、より注意が必要です。(18歳以下でも、社会的に自立している人は本命星でみます)
『本命的殺』(月命的殺)の凶作用とは?
『本命的殺』は、自らを破る方位と言われています。
本命殺が肉体面に影響が出やすいのに対して、本命的殺は、精神面に影響が出やすくなります。
本命殺と同じ様に、病気やケガなど健康上の災厄を招きやすくなる方位ですが、病気が起きる場合も精神からの凶作用です。
それに加えて、自らの錯覚や判断ミス、軽率な行動から、仕事や人間関係などを台無しにしてしまう事もあるので、注意をしないといけません。
本命殺より、凶の程度は小さくなりますが、注意が必要となります。
『本命殺』(月命殺)に動いてしまったら。
『本命的殺』の方位に移転・引越をしてしまったら、神社に『八方除』のお参りをしましょう 。ご祈祷を受けられるとより効果がえられると思います。また、吉方旅行に出かけるのも凶作用を和らげる効果があります。
ですが、凶作用を受けないためにも、避けられるものは避け、限り凶方位には動かない様に、注意した方が良いでしょう。